【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
「あ! コンシェルジュの…」
RYOさんのマンションで、しょっちゅう言葉を交わしていたはずだったのに。
制服を着ていないとまったくイメージが違う。
「はい。そのとおりです」
「ごめんなさい。ぜんぜん気がつかなくて」
「いえいえ、当然です。私服だとまったくの別人でしょ」
「あ…はい」
「最近来ませんよね。どうしたんですか?」
彼は先ほど私が押した青色に点滅するバスのボタンを見つめた。
「いろいろあって…」
「それで最近別の子が来てるのかなあ」
RYOさんのマンションで、しょっちゅう言葉を交わしていたはずだったのに。
制服を着ていないとまったくイメージが違う。
「はい。そのとおりです」
「ごめんなさい。ぜんぜん気がつかなくて」
「いえいえ、当然です。私服だとまったくの別人でしょ」
「あ…はい」
「最近来ませんよね。どうしたんですか?」
彼は先ほど私が押した青色に点滅するバスのボタンを見つめた。
「いろいろあって…」
「それで最近別の子が来てるのかなあ」