【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
もし、今日、私が麻生君と会って、そして、私が危険な目に遭ったとしたのなら、RYOさんは私を助けに現れるのだろうか。
それとも――?
私は麻生くんの家の前に立ち、その大きなお屋敷を見上げていた。
いざ、ここに踏み入れるとなるとあらためて身震いがする。
いいのだろうか。
無謀すぎるのではないのだろうか。
通りを行く人の視線を感じ、私はためらいながらもその呼び鈴を押してしまった。
それとも――?
私は麻生くんの家の前に立ち、その大きなお屋敷を見上げていた。
いざ、ここに踏み入れるとなるとあらためて身震いがする。
いいのだろうか。
無謀すぎるのではないのだろうか。
通りを行く人の視線を感じ、私はためらいながらもその呼び鈴を押してしまった。