【完】大人の世界~甘美な毒に魅せられて~
「きゃっ」
突然現実に引き戻された。
昨夜の記憶があまりに鮮明に自分自身の中に入り込んでいることに気づき動揺する。
その映像を消し去ろうと、頭を何度も振ってみたがまったく効果がなかった。
それどころか不思議な感覚が湧き上がる。
全身に血が駆け巡り、顔がほてる。
体の芯の部分がきゅんと刺激されているような。
こんな感覚は初めてだった。
「私、どうしちゃたんだろう…」
自分の意志では消すことができない、昨夜の残像。
それが私を狂わせているのかもしれない。
突然現実に引き戻された。
昨夜の記憶があまりに鮮明に自分自身の中に入り込んでいることに気づき動揺する。
その映像を消し去ろうと、頭を何度も振ってみたがまったく効果がなかった。
それどころか不思議な感覚が湧き上がる。
全身に血が駆け巡り、顔がほてる。
体の芯の部分がきゅんと刺激されているような。
こんな感覚は初めてだった。
「私、どうしちゃたんだろう…」
自分の意志では消すことができない、昨夜の残像。
それが私を狂わせているのかもしれない。