私だけに甘いあなたと恋をする
「えーっ、何言ってんの。響くんもいい歳なんだし彼女ぐらい居るでしょ。そんなの無理無理」


あっさり否定されちゃった。

でも、響ちゃんの彼女は私だもん。


……あれ?

ちょっと待って…。


反論しようとして動けなくなる。


響ちゃんに『好き』って言われたけど『付き合って』とは言われてないような…。

でもキスもしてるし、普通に考えたらカレカノ…だよね?


不安になってきた。

キスして、血も欲しいって言われて。

言葉では言われてなくても、それって特別なことだと思うし…。


……。

響ちゃんに聞いてみよ…。
< 100 / 449 >

この作品をシェア

pagetop