私だけに甘いあなたと恋をする
「まゆり」
同じ名前を呼ばれてるだけなのに、呼ぶ人によってこんなにも違うものなんだ…。
ギューッと胸が締め付けられる感覚。
運動もしてないのにドキドキして息が苦しい。
「入学して三日なのに、何であんなに仲いいの?」
「仲良くないよっ!」
「でも『惚れた?』とか聞かれてたでしょ。何をどうしたらそんなことになるの?」
「……分かんない…」
「まゆりは森くんのこと、どう思ってる?」
「え…。別に…クラスメイトで、私の後ろの席の人だよ?」
何か怒ってる?
「俺…正直、森くんに嫉妬してる」
嫉妬!?
「どうして?」
私が好きなのは響ちゃんだけだよ。
同じ名前を呼ばれてるだけなのに、呼ぶ人によってこんなにも違うものなんだ…。
ギューッと胸が締め付けられる感覚。
運動もしてないのにドキドキして息が苦しい。
「入学して三日なのに、何であんなに仲いいの?」
「仲良くないよっ!」
「でも『惚れた?』とか聞かれてたでしょ。何をどうしたらそんなことになるの?」
「……分かんない…」
「まゆりは森くんのこと、どう思ってる?」
「え…。別に…クラスメイトで、私の後ろの席の人だよ?」
何か怒ってる?
「俺…正直、森くんに嫉妬してる」
嫉妬!?
「どうして?」
私が好きなのは響ちゃんだけだよ。