私だけに甘いあなたと恋をする
廊下へ出ると窓の下に設置されている手すりに凭れ、こっちを振り返った。
「さっきはありがとう」
それが授業中の森くんとの言い合いのことだと分かって首を横に振る。
「さすが学級委員ね。私がやりたいなんて言ってたけど、あんな調子じゃクラスをまとめることもできないんだって思い知らされたわ」
「……何とかしなきゃって思って動いたけど、何を言ったらいいか分からないし、逃げたくなるほど恥ずかしかった…。こんなんで総代表なんてできるか不安で…」
勢いで決まったけど、本当に私でいいのかな…。
「さっきはありがとう」
それが授業中の森くんとの言い合いのことだと分かって首を横に振る。
「さすが学級委員ね。私がやりたいなんて言ってたけど、あんな調子じゃクラスをまとめることもできないんだって思い知らされたわ」
「……何とかしなきゃって思って動いたけど、何を言ったらいいか分からないし、逃げたくなるほど恥ずかしかった…。こんなんで総代表なんてできるか不安で…」
勢いで決まったけど、本当に私でいいのかな…。