私だけに甘いあなたと恋をする
「押し倒してみたら?」
「できるか、バカ!」
「晃大って見た目に反して初だよな」
「俺は兄貴達みたいに本能で生きてねーんだよ」
「じゃあ、手繋ぐところから始めてみたら?」
手を繋ぐ…。
上村と手を繋ぐまゆりの姿が頭に浮かんだ。
「彼氏居るし無理だって」
「寝取れば?」
「――っ…」
もー、コイツは…。
「すげー興味あるな、晃大がそれだけ大事にしてる子」
まあ、今まで興味なかった女に興味が湧いたのはまゆりが初めてだもんな。
「死んでも会わせねーよ」
そっか。
俺、まゆりが好きなのか。
自覚するとストンと気持ちが楽になる。
「できるか、バカ!」
「晃大って見た目に反して初だよな」
「俺は兄貴達みたいに本能で生きてねーんだよ」
「じゃあ、手繋ぐところから始めてみたら?」
手を繋ぐ…。
上村と手を繋ぐまゆりの姿が頭に浮かんだ。
「彼氏居るし無理だって」
「寝取れば?」
「――っ…」
もー、コイツは…。
「すげー興味あるな、晃大がそれだけ大事にしてる子」
まあ、今まで興味なかった女に興味が湧いたのはまゆりが初めてだもんな。
「死んでも会わせねーよ」
そっか。
俺、まゆりが好きなのか。
自覚するとストンと気持ちが楽になる。