私だけに甘いあなたと恋をする
作る予定なかったから、材料も買ってない。
「じ…実は……まだできてなくて…」
気付いたらしいカナちゃんが眉を下げて申し訳なさそうにしてくる。
ごめんね真鍋くん、カナちゃん。
嘘…吐いちゃった…。
「三輪さんも忙しいと思うし、気持ちだけ受け取っとくよ。ありがと」
「ううん、遅くなってごめんね。でも私もちゃんと渡したいから」
これは作らなきゃ、だよね!
「甲子園まで何試合するの?」
「多分…六、七回ぐらいだと思う」
「そっ、そんなに!?」
「全部で百六十校ぐらい参加するから仕方ないよ」
「そっか。頑張ってね」
「うん」
私も頑張ろう!
「じ…実は……まだできてなくて…」
気付いたらしいカナちゃんが眉を下げて申し訳なさそうにしてくる。
ごめんね真鍋くん、カナちゃん。
嘘…吐いちゃった…。
「三輪さんも忙しいと思うし、気持ちだけ受け取っとくよ。ありがと」
「ううん、遅くなってごめんね。でも私もちゃんと渡したいから」
これは作らなきゃ、だよね!
「甲子園まで何試合するの?」
「多分…六、七回ぐらいだと思う」
「そっ、そんなに!?」
「全部で百六十校ぐらい参加するから仕方ないよ」
「そっか。頑張ってね」
「うん」
私も頑張ろう!