私だけに甘いあなたと恋をする
「ベンチ入りしたんだね」
「…うん」
つい今まで私のことを後押ししようとしてくれてたカナちゃんの視線は真鍋くんに釘付けだ。
ベンチ入りするのも難しいって聞いてたのに、本当にすごいなぁ…。
だけど野球は九人でするものだから、二十人のうちの十一人は何もない限り試合には出ないってことだよね?
ルール分かんない…。
「ピッチャーは一週間で投げられる球数の制限が五百球なんだって」
「え?」
と思ってたら突然の雑学披露。
「だからそれを超えたら一週間は登板できないって」
「それって…」
「ピッチャーのこと、知りたくて調べたんだ」
にっこり笑うカナちゃん。
「…うん」
つい今まで私のことを後押ししようとしてくれてたカナちゃんの視線は真鍋くんに釘付けだ。
ベンチ入りするのも難しいって聞いてたのに、本当にすごいなぁ…。
だけど野球は九人でするものだから、二十人のうちの十一人は何もない限り試合には出ないってことだよね?
ルール分かんない…。
「ピッチャーは一週間で投げられる球数の制限が五百球なんだって」
「え?」
と思ってたら突然の雑学披露。
「だからそれを超えたら一週間は登板できないって」
「それって…」
「ピッチャーのこと、知りたくて調べたんだ」
にっこり笑うカナちゃん。