私だけに甘いあなたと恋をする
「……大好き」
響の全部が大好き。
「何それ、煽ってる?」
塞がれる唇。
「ん…、ふっ…」
熱い息と舌が思考を奪っていく。
ここが学校だってことも忘れそう。
「きょ…っ…」
ぎゅっと服を握り締めると、両肩に手が置かれ一気に距離が空いた。
「――っ、ごめ…」
背けられる顔。
何かしたのかと不安になる。
「……見境がなくなってきてる…気がする…」
「え…?」
見境?
「まゆりの顔見ると触れたくて…」
顔は見えないけど、耳まで真っ赤。
響の全部が大好き。
「何それ、煽ってる?」
塞がれる唇。
「ん…、ふっ…」
熱い息と舌が思考を奪っていく。
ここが学校だってことも忘れそう。
「きょ…っ…」
ぎゅっと服を握り締めると、両肩に手が置かれ一気に距離が空いた。
「――っ、ごめ…」
背けられる顔。
何かしたのかと不安になる。
「……見境がなくなってきてる…気がする…」
「え…?」
見境?
「まゆりの顔見ると触れたくて…」
顔は見えないけど、耳まで真っ赤。