私だけに甘いあなたと恋をする
貴志side
※※※
「貴志ーっ、起きてるんでしょ?学校のお友達が来てくれてるけど」
ベッドに寝転がって前腕で目を隠し、何をするでもなくボーッとしていたらコンコンとドアをノックされた。
カーテンを閉め切った薄暗い室内。
友達…って、誰だ?
野球部の奴だろうか。
無断で部活を休んでるから文句でも言いに来たのかもしれない。
「貴志ーっ、開けるわよ」
問答無用で開くドア。
「何、この部屋!電気ぐらい点けなさい!」
瞼の奥で視界が明るくなる。
「どうぞ座って。飲み物持ってくるから」
えっ?
母さんの声に慌てて飛び起きた。
「貴志ーっ、起きてるんでしょ?学校のお友達が来てくれてるけど」
ベッドに寝転がって前腕で目を隠し、何をするでもなくボーッとしていたらコンコンとドアをノックされた。
カーテンを閉め切った薄暗い室内。
友達…って、誰だ?
野球部の奴だろうか。
無断で部活を休んでるから文句でも言いに来たのかもしれない。
「貴志ーっ、開けるわよ」
問答無用で開くドア。
「何、この部屋!電気ぐらい点けなさい!」
瞼の奥で視界が明るくなる。
「どうぞ座って。飲み物持ってくるから」
えっ?
母さんの声に慌てて飛び起きた。