私だけに甘いあなたと恋をする
「ずいぶん遅かったのね。疲れたでしょ」
時計を見上げると、もう九時過ぎ。
お母さんが心配そうにキッチンから出てきて響ちゃんを迎える。
「明日テストなので。その準備をしてたら遅くなってしまいました。すみません」
ニコッと笑う響ちゃんの笑顔はやっぱり疲れていて。
「響ちゃん、大丈夫?」
そんな風に聞いたところで返ってくる言葉なんて分かりきってるのに。
「大丈夫だよ」
……やっぱり…。
どうやったら響ちゃんの助けになるだろう。
「まゆは明日のテスト大丈夫?」
あ……。
テレビと私を交互に見る響ちゃん。
時計を見上げると、もう九時過ぎ。
お母さんが心配そうにキッチンから出てきて響ちゃんを迎える。
「明日テストなので。その準備をしてたら遅くなってしまいました。すみません」
ニコッと笑う響ちゃんの笑顔はやっぱり疲れていて。
「響ちゃん、大丈夫?」
そんな風に聞いたところで返ってくる言葉なんて分かりきってるのに。
「大丈夫だよ」
……やっぱり…。
どうやったら響ちゃんの助けになるだろう。
「まゆは明日のテスト大丈夫?」
あ……。
テレビと私を交互に見る響ちゃん。