私だけに甘いあなたと恋をする
「あーもう…。まゆって……どうしてそー煽るのがうまいかなぁ…」
「んっ…」
頬に触れる響ちゃんの唇。
響ちゃんが喋るたび息が肌に触れ、背中がぞくぞくして普段出ない声が出た。
「や…」
何か自分が自分じゃないみたいで恥ずかしい。
「甘い匂い、強くなってる」
「え…」
甘い匂いって、私の血の匂い…だよね?
「ああ、そうか…。そーゆーことか」
何?
何が『そーゆーこと』なの?
一人納得する響ちゃん。
何のことかさっぱり分からない。
「『食べたい』とかじゃなくて、ストレートに『血が欲しい』って言ったら分かってくれる?」
血が……欲しい?
「んっ…」
頬に触れる響ちゃんの唇。
響ちゃんが喋るたび息が肌に触れ、背中がぞくぞくして普段出ない声が出た。
「や…」
何か自分が自分じゃないみたいで恥ずかしい。
「甘い匂い、強くなってる」
「え…」
甘い匂いって、私の血の匂い…だよね?
「ああ、そうか…。そーゆーことか」
何?
何が『そーゆーこと』なの?
一人納得する響ちゃん。
何のことかさっぱり分からない。
「『食べたい』とかじゃなくて、ストレートに『血が欲しい』って言ったら分かってくれる?」
血が……欲しい?