私だけに甘いあなたと恋をする
「チョコレートを溶かした時の匂いって分かるでしょ」
しばらくして響ちゃんが口を開く。
「うん、分かる」
口に入れなくても分かる、甘くて特徴的な匂い。
「そんな感じの甘ったるい匂い」
えーっ?
そんな匂いするの?
思わず自分の手のひらを匂ってみた。
全然分かんない…。
「普通の人には分からないと思うよ」
「ふーん…。そっか…」
吸血鬼の特性…?
……なのかな…。
「それにチョコレートとはちょっと違う匂いだから」
そんな風に言われたら、どんな匂いか気になる。
しばらくして響ちゃんが口を開く。
「うん、分かる」
口に入れなくても分かる、甘くて特徴的な匂い。
「そんな感じの甘ったるい匂い」
えーっ?
そんな匂いするの?
思わず自分の手のひらを匂ってみた。
全然分かんない…。
「普通の人には分からないと思うよ」
「ふーん…。そっか…」
吸血鬼の特性…?
……なのかな…。
「それにチョコレートとはちょっと違う匂いだから」
そんな風に言われたら、どんな匂いか気になる。