私だけに甘いあなたと恋をする
「まゆ……。血、もらっていい?」
響ちゃんの切なそうな声。
キューッて胸が締め付けられる。
「……いいよ…」
そんな声聞かされたら、何とかしてあげたいって…。
そう思うから。
「ありがと」
フッと優しく微笑む響ちゃん。
この笑顔だけで胸がいっぱいになる。
「――っ、あ…」
「そーゆー声、他で聞かせたらダメだよ」
「やっ、――っ…」
他って…。
こんな状況になることないもん。
「まゆ、ごめん。ちょっと我慢して」
え……?
響ちゃんに謝られた次の瞬間――。
ブチッという音が耳の奥に響いた。
響ちゃんの切なそうな声。
キューッて胸が締め付けられる。
「……いいよ…」
そんな声聞かされたら、何とかしてあげたいって…。
そう思うから。
「ありがと」
フッと優しく微笑む響ちゃん。
この笑顔だけで胸がいっぱいになる。
「――っ、あ…」
「そーゆー声、他で聞かせたらダメだよ」
「やっ、――っ…」
他って…。
こんな状況になることないもん。
「まゆ、ごめん。ちょっと我慢して」
え……?
響ちゃんに謝られた次の瞬間――。
ブチッという音が耳の奥に響いた。