私だけに甘いあなたと恋をする
「えっ…と…。保健の先生は…」
「…職員室」
少し猫背だけど、めちゃくちゃ背が高いのが座ってても分かる。
金色に近い茶色の髪の毛。
昨日の入学式にはこんな髪色の人は居なかったから多分上級生っぽい。
「あっ、…ありがとう……ございます…」
…何か……すっごく見られてる気がする…。
顔を逸らして保健室の中を見回してみた。
小学校や中学校の時とほとんど変わらない独特の空間。
私がそうやってキョロキョロしている間も、ずっと視線を感じる。
何だろ…。
私…何かしたかな…?
何か喋ってくれたら返事も返せるけど、何も言われないから聞くに聞けない。
「…職員室」
少し猫背だけど、めちゃくちゃ背が高いのが座ってても分かる。
金色に近い茶色の髪の毛。
昨日の入学式にはこんな髪色の人は居なかったから多分上級生っぽい。
「あっ、…ありがとう……ございます…」
…何か……すっごく見られてる気がする…。
顔を逸らして保健室の中を見回してみた。
小学校や中学校の時とほとんど変わらない独特の空間。
私がそうやってキョロキョロしている間も、ずっと視線を感じる。
何だろ…。
私…何かしたかな…?
何か喋ってくれたら返事も返せるけど、何も言われないから聞くに聞けない。