私だけに甘いあなたと恋をする
「今日しんどかった?」
「……ん、ちょっと…」
小声でのやり取りがいけないことをしてるみたいでドキドキする。
「…本当にごめん…。家まで送ろうか?」
わざわざそれを言いに来てくれたの?
嬉しくて森くんのことも真鍋くんのことも全部飛んじゃいそう。
「大丈夫だよ、ありがと」
その言葉で頑張れる気力が湧いたから。
「そっか…」
そして辺りをキョロキョロ。
どうしたんだろ。
そう思った次の瞬間――。
「――っ…」
響ちゃんの唇が私の唇に触れた。
「気を付けて」
また人差し指を自分の唇に当てた後、そう言って微笑みながら校舎の方に戻っていった。
「……ん、ちょっと…」
小声でのやり取りがいけないことをしてるみたいでドキドキする。
「…本当にごめん…。家まで送ろうか?」
わざわざそれを言いに来てくれたの?
嬉しくて森くんのことも真鍋くんのことも全部飛んじゃいそう。
「大丈夫だよ、ありがと」
その言葉で頑張れる気力が湧いたから。
「そっか…」
そして辺りをキョロキョロ。
どうしたんだろ。
そう思った次の瞬間――。
「――っ…」
響ちゃんの唇が私の唇に触れた。
「気を付けて」
また人差し指を自分の唇に当てた後、そう言って微笑みながら校舎の方に戻っていった。