タイムスリップ・キス
「さっき伊織先輩と何話してたの?」
「え、別に。女の買い物は疲れるなーとか」
「絶対違うね、伊織先輩はそんなこと言わないもん!」
ぷくっと頬を膨らませながら歩き出した。
それと同時、一緒に歩き出す。
「相変わらず伊織先輩の信者ですねー」
「あ、そうかも!伊織先輩信仰家♡」
「マジかよ、永遠に勝てる気がしねぇわ」
隣を歩く、腕を絡めて少し上を見上げた。
5年前に感じた似た感覚。
「でも好きなのは瞬だけだよ」
「…言うようになったな」
にこりと私が笑うと同じように笑ってくれた。
「そんな晴と付き合えるのも俺ぐらいだよ」
好きな人が、好きな人たちが、笑ってる世界はこんなにもキラキラしてあったかい。
胸がいっぱいになるほど、幸福感に溢れてる。
あの頃出会えなかった未来が今ここにある。
私幸せだよ。
みんなもそう思っててくれたらいいな。
大切な人たちにはずっと笑っていてほしい。
そう願ってる。
「え、別に。女の買い物は疲れるなーとか」
「絶対違うね、伊織先輩はそんなこと言わないもん!」
ぷくっと頬を膨らませながら歩き出した。
それと同時、一緒に歩き出す。
「相変わらず伊織先輩の信者ですねー」
「あ、そうかも!伊織先輩信仰家♡」
「マジかよ、永遠に勝てる気がしねぇわ」
隣を歩く、腕を絡めて少し上を見上げた。
5年前に感じた似た感覚。
「でも好きなのは瞬だけだよ」
「…言うようになったな」
にこりと私が笑うと同じように笑ってくれた。
「そんな晴と付き合えるのも俺ぐらいだよ」
好きな人が、好きな人たちが、笑ってる世界はこんなにもキラキラしてあったかい。
胸がいっぱいになるほど、幸福感に溢れてる。
あの頃出会えなかった未来が今ここにある。
私幸せだよ。
みんなもそう思っててくれたらいいな。
大切な人たちにはずっと笑っていてほしい。
そう願ってる。