コーンポタージュに一言添えて....。
入学式。
「潮田、俺たち最高にかっこいいな!」
は?何言ってるんだか。体育館まで走ってるとき彼は言った。何よ人にだっこされといて。
「あんたがお姫様抱っこしてくれてるんだったら、カッコイイかもしれないけど、私があんたを抱っこしてるんだから、かっこ悪いわよ。」
私はそう言った。でも、彼は意味わからない。
「そういうことじゃなくてさ、潮田...なんかロマンチックだな。」
「なんかって、...」全く...意味不明ね。
「潮田はさ、思わないの?」
「何を?」
「お姫様抱っこされたいとか、王子様に会いたいとか、幸せな結婚したいとか、...ロマンチックなこと...」
「思わない。」
「じゃーなんでこの学校に入学するの?」
「......。」
ぎくり。まさか、そう来るとは思ってなかった。「幸せな結婚したい」なんて思わないのに、この学校に入ったなんて、怪しまれるに決まってる...。ばれたら、退学かも?
「...潮田?」
私は社長になりたい..なんて、言えないよね。っていうか言わないほうがいい。そんなこと言ったら、志望理由噓ついてたってばれるし...。
「...潮田?どうした」
無言な私に、のりくんはちょっと心配している。
「何でもない、ついたね。体育館。」
ちょうど体育館についたので、何とかごまかした。
その時、セブンオーシャンの社長、七海夫婦が現れた。
「ずいぶん、すごい格好してるけどどうかしたの?」
そう聞かれたとき、私は我に返った。お姫様抱っこ...。絶対変だと思われたって!?ヤバい!
「す、すみません!遅刻して、ずいぶんお待たせさせてしまって。」
私は言った。彼も「すいません」と謝った。すると、学園長(七海夫婦)は、
「今度から気を付けてくれ。でも、お姫様抱っこでくるなんて、素敵なカップルだ。」
そういうと、私たちに列に並ぶよう指示した。すてき...?逆お姫様抱っこが?夫婦の言葉にちょっと疑問をもった。それと、すごく恥ずかしい!!!!入学式から遅刻なんて!
改めて、この七海学園高校は特殊だ。PCスマホアプリなど世界一のシェア数を誇る大IT企業セブンオーシャンの社長が、デスティニーによって組まれた120組の中から、3年かけて1組、ゴールデンカップルを選ぶ。そして、選ばれた二人は、卒業と同時に入籍、そして社長の座につく。この学校のあだ名は「一攫千金校」と呼ばれている。やっぱりすごい。
これから、頑張らなくちゃ!
は?何言ってるんだか。体育館まで走ってるとき彼は言った。何よ人にだっこされといて。
「あんたがお姫様抱っこしてくれてるんだったら、カッコイイかもしれないけど、私があんたを抱っこしてるんだから、かっこ悪いわよ。」
私はそう言った。でも、彼は意味わからない。
「そういうことじゃなくてさ、潮田...なんかロマンチックだな。」
「なんかって、...」全く...意味不明ね。
「潮田はさ、思わないの?」
「何を?」
「お姫様抱っこされたいとか、王子様に会いたいとか、幸せな結婚したいとか、...ロマンチックなこと...」
「思わない。」
「じゃーなんでこの学校に入学するの?」
「......。」
ぎくり。まさか、そう来るとは思ってなかった。「幸せな結婚したい」なんて思わないのに、この学校に入ったなんて、怪しまれるに決まってる...。ばれたら、退学かも?
「...潮田?」
私は社長になりたい..なんて、言えないよね。っていうか言わないほうがいい。そんなこと言ったら、志望理由噓ついてたってばれるし...。
「...潮田?どうした」
無言な私に、のりくんはちょっと心配している。
「何でもない、ついたね。体育館。」
ちょうど体育館についたので、何とかごまかした。
その時、セブンオーシャンの社長、七海夫婦が現れた。
「ずいぶん、すごい格好してるけどどうかしたの?」
そう聞かれたとき、私は我に返った。お姫様抱っこ...。絶対変だと思われたって!?ヤバい!
「す、すみません!遅刻して、ずいぶんお待たせさせてしまって。」
私は言った。彼も「すいません」と謝った。すると、学園長(七海夫婦)は、
「今度から気を付けてくれ。でも、お姫様抱っこでくるなんて、素敵なカップルだ。」
そういうと、私たちに列に並ぶよう指示した。すてき...?逆お姫様抱っこが?夫婦の言葉にちょっと疑問をもった。それと、すごく恥ずかしい!!!!入学式から遅刻なんて!
改めて、この七海学園高校は特殊だ。PCスマホアプリなど世界一のシェア数を誇る大IT企業セブンオーシャンの社長が、デスティニーによって組まれた120組の中から、3年かけて1組、ゴールデンカップルを選ぶ。そして、選ばれた二人は、卒業と同時に入籍、そして社長の座につく。この学校のあだ名は「一攫千金校」と呼ばれている。やっぱりすごい。
これから、頑張らなくちゃ!