太陽のような君へ
「おーい美月 手止まってるけどどした?」

『はっ!考え事してた…やばい!』

「全く美月は…もうあと5分しかないぞ ほらもうちょっと頑張れ!」

殴り書きになってしまったが日向の答えを写し終えた美月

『間に合った!』

「よかったな。お礼に今度なんか奢って」

『マジでありがとう!なんでも好きなの奢る』

「やった!」

日向のおかげで無事に授業を乗り切れ、次は体育の時間。

里「美月ー着替えいこ」

『うん!』

今日はバレーらしい着替えて体育館に向かう

里「さっきさ、あの手止まってた時何考えてたの?」

『あー…なんで日向ってモテるのに彼女できないのかな?って』

里「なんだぁそんなこと?答えは簡単じゃない!」

『え?簡単なの?私全然わかんないんだけど』

里「…これは日向くん苦労するなぁ 」

なぜか里菜は苦笑いで言う

『ん?なんで?』

里「まぁそのうちわかるよ!」

『えー教えてよー』

里「やーだ」

2人が体育館に向かうと集まった生徒たちがバレーコートの準備をしていた。

日向はバレー部。主となって指示を出しながら進めている。
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