御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
(繋がっていくこと)
(ずっと繋がっていくこと)
──カラオケの部屋に着くと、舜くんと光莉を中心に、どんどん歌い始めた。
私が歌い終わると、必ず頬を緩ませて、優しい顔でべた褒めしてくれる凪くん。
だけど………そんな凪くんは1曲も歌っていない。
苦手……なのかな?
「凪くんは……歌わなくて…大丈夫?」
どうやら私の隣が凪くんの定位置らしく、凪くんはすぐ横で『ん?』と首を傾げる。
「妃奈を見てる方が好きだからね」
「そ、う…なんだ…」
楽しいのかな、、私を見てるなんて……
でも、そんなこと言ったら私だって…
「凪くんの歌ってるところ…見てみたかった」
凪くんには聞こえないだろう、という声量で呟いてみる。
凪くんが嫌なら強制はしたくないけど、凪くんの歌声、初めて聞ける!って思ってたから…
思わず視線を下げると、太ももの横においた手に……凪くんの手が重なった。
──カラオケの部屋に着くと、舜くんと光莉を中心に、どんどん歌い始めた。
私が歌い終わると、必ず頬を緩ませて、優しい顔でべた褒めしてくれる凪くん。
だけど………そんな凪くんは1曲も歌っていない。
苦手……なのかな?
「凪くんは……歌わなくて…大丈夫?」
どうやら私の隣が凪くんの定位置らしく、凪くんはすぐ横で『ん?』と首を傾げる。
「妃奈を見てる方が好きだからね」
「そ、う…なんだ…」
楽しいのかな、、私を見てるなんて……
でも、そんなこと言ったら私だって…
「凪くんの歌ってるところ…見てみたかった」
凪くんには聞こえないだろう、という声量で呟いてみる。
凪くんが嫌なら強制はしたくないけど、凪くんの歌声、初めて聞ける!って思ってたから…
思わず視線を下げると、太ももの横においた手に……凪くんの手が重なった。