御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
本当に……初めて見る…こんな凪くん……


頬は赤く、でもその眼差しはとっても真っ直ぐで……


凪くんが私を、本当に恋愛の意味で好きでいてくれてる…??


っ、、私っ今まで気づかなかったの…??


ううん、気づいていない振りをしてた??


恋愛感情は絶対ないって思い込んで…


それって、凄く……


「伝わった?」


「…う、んっ、伝わった…気づかなくてごめんなさいっ、、」


凪くんを傷つけることしてた…


ずっと、傷つけてた。


「し、舜くん」


何も発さず、口元を手で覆っていた舜くんの方を振り向く。


「もしかして舜くんも……」


「ん?」


「私のこと………その、恋愛的な…方で……」


自分から確かめるなんて、もし違ったらどうしようという不安があった。


だからだいぶ途切れ途切れになる。


だけど、舜くんは……
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