御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
「だから妃奈……」
「ま、待って!!」
究極にモテる2人がこれ以上何か言ったら騒ぎになる!
そう思って、私は慌てて凪くんの言葉を遮った。
「…その、十分もらった、よ?」
だから、ね?と2人に目線で訴える。
すると、2人は私の言葉の意味を分かってくれたのか分かっていないのか、無言で天を仰いだ。
「っっ、このっ、天然バカ」
甘い言葉を冷たい言葉に戻した舜くんを見て、もうさっきのようなことはないのだと安心してしまう。
だけど……まだ安心するには早かったのかもしれない。
少しだけ頬を赤く染めた舜くんは、私の方に近づいてきて……
私が抵抗する暇もなく、大きな体で抱きしめたから…
「キャーー!!」
そんなの女の子の歓声のような悲鳴があがるのは当然のことで。
舜くんの耳にも絶対聞こえているはずなのに、彼は微動だにしない。
「ま、待って!!」
究極にモテる2人がこれ以上何か言ったら騒ぎになる!
そう思って、私は慌てて凪くんの言葉を遮った。
「…その、十分もらった、よ?」
だから、ね?と2人に目線で訴える。
すると、2人は私の言葉の意味を分かってくれたのか分かっていないのか、無言で天を仰いだ。
「っっ、このっ、天然バカ」
甘い言葉を冷たい言葉に戻した舜くんを見て、もうさっきのようなことはないのだと安心してしまう。
だけど……まだ安心するには早かったのかもしれない。
少しだけ頬を赤く染めた舜くんは、私の方に近づいてきて……
私が抵抗する暇もなく、大きな体で抱きしめたから…
「キャーー!!」
そんなの女の子の歓声のような悲鳴があがるのは当然のことで。
舜くんの耳にも絶対聞こえているはずなのに、彼は微動だにしない。