御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
「凄すぎるよ……」


舜くんのは茶色のくまさんでその見た目から男の子だと分かる。


「ん、ありがと」


そんなふうに笑ったあとで舜くんがその子の頭を優しく愛おしそうに撫でる。


そう、それはまるで恋をしているみたいに……


「なんか妃奈に似てて可愛い」


「えっ、?」


恋をしているみたいに見えた後だとその言葉が自分に向けられているみたいに聞こえてしまう。


「今の…くまにだよね…?」


「ん?分かってるだろ」


んっ!!?思ってもみなかった返答になにも飲んでないのにむせそうになる。


………妃奈に似ててってことは…私に……言ってるってことでいいの?


「…あ、りがと…う?」


「ん」


正解だったんだっ、、


どんどん熱くなってきた顔を手のひらで覆う。






『美男美女カップル可愛い……』


『ね、彼女さん顔真っ赤』





私たちの横を通った女の子たちの話し声が聞こえてきて、私の顔はより赤くなってしまった。
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