御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
キープ…??


聞いたことはある。意味も大体分かる。


でも、、そんな自覚……なかった……


「舜のこともそうだよね?」


不意に出てきた『舜』という名前に心臓がはねる。


っっ、、、そうだっ、私最低なことを……


ずっと、返事を先延ばしにしてた。


「ねぇ、もう解放してあげたら?」


その言葉が私の脳内をぐるぐると巡っていく。


友達でも居られなくなっちゃうの…?


「あの、待って私…」


「なに?反論するつもり?ほーんと生意気」


「2人に守られてないと何も出来ないくせに」


っっ、、図星なのが辛い。


違うと言えないのが苦しい。


確かに、私のそばにはいつも凪くんと舜くんと光莉がいてくれた。


3人にいつも助けられていた。頼っていた。


私は……1人じゃ何も出来ないの……??


「あははっ、、おもしろーい笑」
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