御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
こんな重い私を2階まで運ばせるわけにはいかない。


「どこが?」


「……え、っと…」


凪くんの真っ直ぐさにたじろいだ私は結局凪くんから離れられなかった。







私が寝落ちしたあと、部屋まで運んでくれた凪くんが耳元でそっと……





「俺に溺れてよ、妃奈」





と呟いていたのを私は知らない。
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