御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
いつもと変わらない優しい凪くんがそこにいた。


「えーっと、、やっぱり……2回とか、嫌だよね…?」


さっきまでみんなが何度お願いしても何も言っていなかったから、多分嫌だと思う。


だけど1度ちゃんと聞いて……


「やる」


………へ、?


凪くん、今なんて…


「妃奈からのお願いなら喜んで走る」


凪くん……


「………っ、ありがとうっ、いっぱいいっぱい応援するね!」


「…うん。じゃあ俺からも1つお願いしていい?」


「もちろん!何でも言って!」


お礼ならもちろんするつもりだよ!


そんな気持ちでこたえると、凪くんは目を細めて……私の方にグッと近づいた。


「アンカーでのタスキ、妃奈から受け取りたい」


「えっ、、それは…みんなが良ければ…」


「良いに決まってる!!」


すぐに大きな声で返事をしてくれた渡辺くん…
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