御曹司の幼なじみから甘すぎる求愛を受けました。
そう信じよう。


凪くんが起きてきて、1番の反応を見たいから、今日はここで寝ちゃおうかな。


ソファーに体を預けて、その上から黒色のブランケットをかける。


そしてそのまま目を瞑ると……気づいたら私は……夢の中に入っていた。



5時くらいには起きたいと思っていたら、体感で無事、5時前に目を覚ますことが出来た。


多分この様子だと凪くんはまだ起きてきてない。


てことはまず第1関門突破だよね!


凪くんが起きてくるまで、いろいろ最終確認しておこう!


ということで、私は飾りがちゃんとついているか、とか変なところはないか、とか最後の調整を行った。




───7時。凪くんが、階段を降りてくる音が聞こえて、慌てて階段の下へ向かう。


「え、妃奈?」


本邸に行くからか、もう既に服とか髪の準備が整っていた凪くん。
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