元カレの弟(小学生)に溺愛されています
「凛、くん……?」

「千ちゃん!また泣いてるの?」

そう言って、ぎゅっと抱きしめてきた凛くん

「大丈夫、大丈夫。僕がいるよ」

優しい温もりが私の体を包み込む。

あったかい。

「凛くん、どうして?」

「偶々だよ。昨日の最低クズ男?」

「言い過ぎだよー」
< 15 / 21 >

この作品をシェア

pagetop