チャット恋愛注意報!! 〜フジヤマ過去編〜

と言葉を残して、『高校生ルーム８』を出る。

２チャットと『高校生ルーム８』とを両方同時にやるのも可能だけど、うっかり誤爆したらヤバいから２チャットだけをすることにした。


２チャットの３番ルームにフジヤマの名前で入って、「ユージ待ち」と書く。

そうするとすぐに、ユージが入室してきた。



　────


　フジヤマ＞俺の知ってるユージ？

　ユージ＞イエス

　ユージ＞自称イケメンのオッサンに呼び出されて渋々やってきたユージです

　フジヤマ＞うん、ユージだなw

　フジヤマ＞つーか、みんなして俺の扱い酷くない？w

　ユージ＞ごめん、フジヤマ見てるとつい色々言いたくなっちゃってw

　ユージ＞で、急にどうしたの？


　────



最初は笑いから入ったけれど、今は真面目モードだ。

だから俺も、真面目に言葉を繋げていく。



　────


　フジヤマ＞あのさー、俺YUKIともうちょっと仲良くなりたいんだよね

　フジヤマ＞どうすればいいと思う？

　ユージ＞あ、やっぱりYUKIのこと好きなんだ？

　フジヤマ＞好きっていうか

　フジヤマ＞んー、多分好き

　フジヤマ＞正直よくわからん

　フジヤマ＞けどチャット以外での繋がりも欲しいな、と

　ユージ＞濁すねぇ

　ユージ＞好きなら好きって言えばいいのに

　ユージ＞まぁでも俺も似たようなものだから気持ちはわかるけど

　フジヤマ＞サクラのこと？

　ユージ＞うん


　────