恋の始め方

文化祭

アナウンスがあって私達はゲームの案内を受けたが私は参加はやめようとしていた。

「白海さん!」

黒山くんが来てくれたが先に

「ごめんなさい!今回は参加しなくていいです!」

「えっ?」

「この子迷子になっちゃったみたいで。」

そう言って手繋いだ女の子を見せた。

「先生に任せれば?」

「うぅ。そうなんですけど私、泣いてるこの子見て「なんとかしてあげる!」って言っちゃって。」

申し訳なさそうに言うと

「評価よりその子優先したいと。」

「ダメですか?」

「はあ・・・。いいよ。俺も放っておけないし。」

苦笑する黒山くんに

「ありがとうございます!」やっぱり優しい人だな・・・。と心が温かくなっている
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