恋の始め方
「よし、終わった。」

自室へ戻った後、声がして振り向くと黒山くんは勉強を終えたみたいだ。

黒山は私と違って優秀だ。

240人いる生徒の中で11位から20位をキープし続けている。

対する私は170位代。

成績が悪いから話したがらないのかな?

嫌、仮にも一緒に過ごしていてそんな感じは。
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