恋の始め方
俺は白海さんに俺の持っている少女漫画を全て見せていた。

今日を持ってこのパートナー関係を終わらせるために。

「なんで、なんでこれ持ってるの?」

きっと彼女も嫌うだろう。

こんな俺に付き合ってくれてありがとう。

その気持ちを込めて正直に話した。

俺の子どもの頃から変わらない気持ち。

「・・・少女漫画好きだから。君に負けない位。」

「・・・なんで、なんでもっと速く言ってくれなかったんですか!?
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