桜のような人生の弟へ
ワンパク盛り
私がハッキリ話せるのは正一が3歳の時位からかな・・ 私は気付いたら正一をいじめてた 今思えば嫉妬だね。 皆正一ばっかり可愛いがって。何かいじめたかった やっぱり私が勝ってしまってだけど私に負けないようにやり返して来てたね 正一につけられたホッペの引っ掻き傷は今もまだ後が残ってるよ あの兄弟ゲンカも今は大切な思い出だよ 「お前うるさい!!」 「何だよば~か」 「お姉ちゃんに向かって何て事言うんだ」 バシッ!! 戦いの鐘がなった
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