好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜

告白。

私は今、久しぶりにドキドキしている。

スマホの画面の内容を確認して、あとは登録ボタンを押すだけ。

今、私は1か月後に行われるコスプレイベントの参加申し込みページで止まっている。

このボタンを押すだけなのにドキドキしている私。


だって、このボタンを押したらイベントに参加できるんだよ⁉

ずっと楽しみにしていたイベントだもん……。

それに、最近は最上くんと衣装作成も頑張っているし……っ!

私の部屋で最上くんの好きなことは洋裁だと、話してくれてから、最上くんは衣装のデッサンなどを頑張ってくれている。


今度は採寸するって言っていたなぁ……。

え、それって、最上くんの前で服をぬぐってこと⁉

それは恥ずかしすぎる!

自分の部屋でひとり、頭を抱えていると、扉がノックされる音が聞こえた。



「はーい?」



私は握っていたスマホを腰掛けていたベッドに置き、扉へ向かう。

ガチャッと扉を開けると、立っていたのは恭介だった。
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