好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
翌日。

私はいつも通りに学校へ向かう。

そう……。

いつも通りに。


だけど、なんだか違和感があると思えば、右隣に最上くん。

左隣に瑞樹くん、斜め後ろに恭介がいる。

最近はこの光景にも慣れてきたはずなんだけど……。

なんだか、昨日よりもみんなの距離が近い気がする……。

私と肩が触れるんじゃないかって言う距離で歩く彼ら。

最上くんに関しては、手を繋ごうとしている気もする。

でも、それに関しては心の準備が全くできていないので、私は胸の前で手をぎゅっと握って歩くことにした。


それにしても……。
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