好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「すごい……」



思わず声が漏れてしまう。

ネネの衣装が、細部まで詳しく描かれていて見入ってしまう。



「これが完成したら、採寸して、布も用意する」

「布、一緒に買いに行きたい……っ!」

「うん。行こう」



最上くんを見ると、柔らかく微笑んでいた。

その笑顔に胸がきゅんとなる。



「そういえば、話ってなに?」

「あ……」



私は今、最上くんに告白をするって決めて、ここに来た。

自分の気持ちを伝えるんだ……。



「あの、最上くん」



私は最上くんをまっすぐに見つめる。

最上くんも真っすぐに見つめ返してくれる。

それが余計に、ドキドキを加速させる。
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