好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「やだっ。最上くん、重いでしょ⁉」

「軽い。それに、抱っこするの2回目」

「そうだけど……っ」



お姫様抱っこのおかげで完全に目が覚めた私。

降ろしてと、足をバタバタさせるけど、降ろしてはくれない最上くん。



「どこに連れて行くのっ?」

「ベッド」

「えっ」



気が付いた時には、最上くんのベッドに降ろされている私がいた。

ふかふかのベッド。

体に合わせて沈むベッドに、あおむけで横になっている私。


ここって、最上くんのベッドだよねっ⁉

恥ずかしい……っ。

なんで、私、ここに運ばれたのっ?



「もがみくっ、」

「今日は萌音と寝る」

「えっ」



そう言って最上くんはベッドに腰掛ける。
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