好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「瑞樹とはキスしていたのに?」

「あれはっ、」



今日のお昼休み……。

最上くんが中庭から帰ってきたときに見られたときの……っ。


確かにキスされたけどっ。

私からはしていないっ。

でも、キスしてしまったのは事実でなにも言い訳できない……。


最上くんは髪の毛に触れていた手を止め、私の後頭部に手を当てる。

そして、最上くんの顔が近づく。


ちゅっ。

最上くんの唇が、私の唇をふさぐ。

離れようとしても、後頭部をしっかり押さえられていて身動きを取ることが出来ない。



「んんっ、」



最上くんの長いキスが、いろんな角度から降り注がれる。

息をしようとしてもうまくできなくて、苦しくなってしまう。



「もがっ、み、く、」

「……」



離れようとしない最上くんに、私の心臓はドキドキの限界を突破してしまう。
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