好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「衣装、着れたよーっ」



私の声と同時にドダバタと階段を下りてくる彼ら。

階段を下りて私の姿をみると、固まる3人。



「えっと。どうかな?」

「……かわいい」

「似合う」

「アニメから飛び出したみたいだな」



最上くんたちの言葉に私は、明日が待ちきれないって気持ちでいっぱいになる。

瑞樹くん、コスプレメイクを研究して極めてくれてありがとう。

最上くん、長い時間かけて衣装作ってくれてありがとう。

恭介、明日はカメラマンよろしくね……っ!



「っていうか、柊斗もコスプレやれば?」

「え?」

「アニメの“シュウ”ってキャラクターやればいいじゃん」



瑞樹くんの提案に最上くんは困惑した様子。



「衣装ないよ」

「こういう時のために買っといてやった。……ほら」
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