好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
好きすぎて、ヤバい。
最高に楽しい1日も終わる。
家に帰るとどっと疲れが襲い掛かってくるようなそんな感覚。
だけど、嫌な疲れじゃない。
むしろ、楽しみ切ったなぁっていう幸せな疲れ。
完全私服姿の私たちは、リビングのソファでくつろいでいる。
コーヒーの入ったマグカップを口にしながら、ゆったりと時間を過ごしている。
だけど、私の隣に座っている最上くんだけはなんだか浮かない顔をしているような気がする。
どうしたんだろう……。
ローテーブルに置かれたマグカップに視線を落としたままの最上くん。
その様子に、瑞樹くんと恭介も気が付いたのか首をかしげる。
「最上くん……。どうしたの?」
私はそっと最上くんに声をかける。
最上くんはしばらく悩んだ様子の後、私を見てゆっくり口を開いた。
「ずっと考えていたんだけど……」
「うん?」
「萌音。……この家から出て行って」
「え……」
持っていたマグカップを思わず落としそうになってしまった。
困惑する私の目に涙が浮かんでくる。
最上くん、私のこと嫌になっちゃったのかな……。
もう、一緒に住むことが出来ないってことだよね……っ?
私の視界は涙でぼやけはじめる。
家に帰るとどっと疲れが襲い掛かってくるようなそんな感覚。
だけど、嫌な疲れじゃない。
むしろ、楽しみ切ったなぁっていう幸せな疲れ。
完全私服姿の私たちは、リビングのソファでくつろいでいる。
コーヒーの入ったマグカップを口にしながら、ゆったりと時間を過ごしている。
だけど、私の隣に座っている最上くんだけはなんだか浮かない顔をしているような気がする。
どうしたんだろう……。
ローテーブルに置かれたマグカップに視線を落としたままの最上くん。
その様子に、瑞樹くんと恭介も気が付いたのか首をかしげる。
「最上くん……。どうしたの?」
私はそっと最上くんに声をかける。
最上くんはしばらく悩んだ様子の後、私を見てゆっくり口を開いた。
「ずっと考えていたんだけど……」
「うん?」
「萌音。……この家から出て行って」
「え……」
持っていたマグカップを思わず落としそうになってしまった。
困惑する私の目に涙が浮かんでくる。
最上くん、私のこと嫌になっちゃったのかな……。
もう、一緒に住むことが出来ないってことだよね……っ?
私の視界は涙でぼやけはじめる。