好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「ちょ、柊斗。急にどういうつもりだよ」

「意味が分かんねぇよ」



瑞樹くんと恭介もフォローに入ってくれるけど、戸惑いを隠しきれていない。

2か月近く一緒に住んできたのに……。

突然『出て行って』って……。

最上くんはなにを思っているの……?



「柊斗っ。なんとか言えよっ!」

「限界なんだよ」

「は?」

「萌音と、同じ家に住んでるって思うと限界で」

「だからどういうことだよっ」



私は思わず涙をこぼした。

限界、だったの……?

最上くん、無理して私と一緒に居てくれたの……?

……気付かなくてごめん。


ソファを立ちあがってこの場から逃げ出そうとした瞬間、再び最上くんが口を開く。



「萌音のこと好きすぎて、一緒の家にいると思うと襲っちゃいそうで怖くなる」

「……は?」
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