好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
ええ……。
私、ベタベタした覚えはない。
東雲さんこそ、最上くんとはどういう関係なんだろう?
最上くんは“もの”じゃないし、名前で呼ばれているからって、私は浮かれてもいない。
そんな疑問と不満が浮かんだけど、内気な私は言葉を発することができなかった。
うつむくだけの私。
これじゃあ、中学の時と状況が全く変わらないよ……。
そんなことを思いながらあふれてきそうな涙をこらえていると。
「はあ」
大きなため息が聞こえた。
ちらりと隣の席を見ると、最上くんが冷たい目で東雲さんを見ていた。
最上くんのため息……?
「ねえ、邪魔なんだけど」
最上くんの凍てつくような低い声が響く。
彼を囲んでいる女の子たちはもちろん、私までびくっと怖くなってしまうほど。
私、ベタベタした覚えはない。
東雲さんこそ、最上くんとはどういう関係なんだろう?
最上くんは“もの”じゃないし、名前で呼ばれているからって、私は浮かれてもいない。
そんな疑問と不満が浮かんだけど、内気な私は言葉を発することができなかった。
うつむくだけの私。
これじゃあ、中学の時と状況が全く変わらないよ……。
そんなことを思いながらあふれてきそうな涙をこらえていると。
「はあ」
大きなため息が聞こえた。
ちらりと隣の席を見ると、最上くんが冷たい目で東雲さんを見ていた。
最上くんのため息……?
「ねえ、邪魔なんだけど」
最上くんの凍てつくような低い声が響く。
彼を囲んでいる女の子たちはもちろん、私までびくっと怖くなってしまうほど。