好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
「……」
「タコスとプレーンで作った料理名、とか? それって美味しいの?」
「……はい?」
私は思わず顔を上げた。
完全にドン引きした表情で私を見下ろしていると思っていた最上くんは、そこにはいなくて。
そこに立っていたのは、何も知らない子供のように不思議そうな顔をして小首を傾げている最上くんだった。
「え……。もしかしてコスプレ、知らないの?」
「うん。タコスとプレーンは知ってる」
タコスとプレーンはもう忘れて。
タコス、美味しいけどね。
そしてプレーンは食べ物じゃないよ。
プルーンと間違えていない?
「うーん……」
「タコスプレーンじゃないの?」
もう、ツッコむ気も起きない。
天然なのか世間知らずなのか分からない最上くんに、なぜかコスプレについて教えることになった私。
「……アニメは分かる?」
「うん。イラストが動いてるやつ」
「……そうだね。そのアニメの登場人物の姿になりきるのが、コスプレっていうの」
「タコスとプレーンで作った料理名、とか? それって美味しいの?」
「……はい?」
私は思わず顔を上げた。
完全にドン引きした表情で私を見下ろしていると思っていた最上くんは、そこにはいなくて。
そこに立っていたのは、何も知らない子供のように不思議そうな顔をして小首を傾げている最上くんだった。
「え……。もしかしてコスプレ、知らないの?」
「うん。タコスとプレーンは知ってる」
タコスとプレーンはもう忘れて。
タコス、美味しいけどね。
そしてプレーンは食べ物じゃないよ。
プルーンと間違えていない?
「うーん……」
「タコスプレーンじゃないの?」
もう、ツッコむ気も起きない。
天然なのか世間知らずなのか分からない最上くんに、なぜかコスプレについて教えることになった私。
「……アニメは分かる?」
「うん。イラストが動いてるやつ」
「……そうだね。そのアニメの登場人物の姿になりきるのが、コスプレっていうの」