好きすぎてヤバい。〜秘密の終わりは恋の始まり⁉︎〜
えっと……?

恭介が今、なにを考えているのか私には全く分からないけど、とりあえず。



「これからよろしくねっ」



にこにこと笑う私を横目で見た恭介は一言。



「お、おう」



と呟いた。


それから何気ない会話をする私たち。

たまにはこうやって授業サボるのもありかもしれない。

勉強が分からなくなったら、恭介と一緒に勉強しようっ。

分からない問題も助け合えばなんとかなる……っ!

みたいなねっ⁉



「恭介。イチゴミルク、飲まないならちょうだい」

「はっ? これは俺のだ」

「ケチっ!」



頬を膨らませる私を見て恭介が笑う。



「萌音って、意外と変な奴だな」

「恭介もねっ」



笑い声が空へと響く。

今日は本当に幸せな1日だっ!
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