夏の大三角~恋~


三星が恐るべき瞬発力を発揮し、取りに行くが、シャトルはネットにあたり、落ちた。



「ポイント、ワン、ラブ!」



わっと歓声が上がる。

竜二先輩とハイタッチする。

私たちの手は、しっかりと重なった。




その後も勝負は互角に続いたが、私たちは惜しくも一点差で負け、部内最強とまではならなかったが、部内最強のペアと肩を並べた。



「すごいですね!竜二先輩!相性抜群です!!」

「だろう?俺は気づいていたよ。」


ほえー。

さすが先輩だー。

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