夏の大三角~恋~
好き
「琴、竜二先輩と息ぴったりだったな!俺の、憧れの竜二先輩とよ!」
帰り道、鷲が私の肩を叩いた。
「で、で?先輩とはどうなったの!?」
三星…
「えっとね、無事、ペアになれたよ!」
「きゃー!おめでとう!!!」
この会話に全く恋愛要素が入っていないんだから、大したもんだ。
他人が聞いたらゴリゴリの恋バナに聴こえるのに。
「応援してるからね!琴!!」
うん、バドのことでしょ?
「ありがとうね。」
三星は、駅の前に着いたので、私に笑いかけながら駅に入って行った。