夏の大三角~恋~
「キャハハハ!」
「三星、水かけたなー!」
「アハハ!」
「お返しだー!」
私たちは早くも波打ち際で水をかけ合う。
冷たくて、しょっぱくて、気持ちがいい。
海だー!!
しかも、プライベートビーチ!!
最高すぎるでしょ!!
私たちは笑い転げながら遊ぶ。
その時。
———バシャー!
「きゃっ!」
水が降ってくる。
見ると、竜二先輩と鷲が水をかけてきていた。
「やったな鷲、竜二先輩!!」
私は先輩と鷲にも水をかける。