大江戸ガーディアンズ

「そ、そうか、相分(あいわ)かった。
だが……良いのか……その……あの同心とは……」

「『同心』とは……」

美鶴はしばし首を傾いだが、やがて——


「まさか……
島村の家の広次郎(ひろじろう)殿のことでござりまするか」

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