君がいなくなった世界
「もも、おはよ。今日さ、学校終わったらいっ
ものクレープ屋さんにクレープ食べに行かな
い?」

「それいいね。今日は奢るよ!あのクレープ屋さん今日安い日だし!」

二人が翼のことで落ち込んでる私に明るく振舞ってくれているのがわかった。

こんなに優しい友達に出会えて、幸せだな。

「風夏、茜……ありがとう」

「そろそろ先生来るね。座ろー」

風夏と茜のおかげでお昼までクレープのことを考えてたから、さみしくならないで済んだ。
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